2016年9月18日  
 

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日本SF作家クラブの藤井会長も驚く中国SF文学の著しい発展ぶり (2)

人民網日本語版 2016年09月18日09:30

日本のSF作品の特徴や発展動向に関して、藤井会長は「日本のSF作品の種類は非常に豊富で、日本語の多元性や日本人作家の感性の細やかさが日本のSF作品の創作活動の源泉となっている。近年の日本のSF界における最大の特徴は新人作家の輩出である。新人作家を発掘するために、創元社や早川書房はSF作品コンテストに力を注ぎ、『創元SF短編賞』や『早川SFコンテスト』を開催するようになった。これらのコンテストのおかげで、多くの才能ある新人作家が発掘され、文学界に進出している」とした。

そして「科学技術の発展に伴い、多くのSF作品の初期設定は、今までに実際に起こったことのある、日常生活にありふれたものになっている。それゆえに、私は米国のコンピューター・サイエンティストのアラン・ケイ氏の『未来を予測するのに最適な方法は、それを創り出すことだ』という言葉に非常に賛同している。SF作品を通して未来を予測するのは困難だが、人々に考えさせるという面から見れば、SF作品は科学技術を進歩させるためのインスピレーションを与えるだろう」と語った。(編集YK)

「人民網日本語版」2016年9月18日


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