G20杭州サミットから第71回国連サミットハイレベル会合まで、世界の視線は中国の影を緊密に追っている。新華社が伝えた。
李克強総理は19日午後にニューヨークの国連本部で座談会の議長を務め、潘基文国連事務総長、第71回国連総会のトムソン議長、及び16の国際組織の代表が出席した。
「持続可能な開発の目標:我々の世界の改造に共に努力する――中国の主張」をテーマとする座談会で、李総理は世界の開発問題に対する中国の見解を全面的に明らかにし、世界開発パートナーシップの強化に関するイニシアティブを打ち出した。
昨年9月、国連開発サミットは持続可能な開発のための2030アジェンダを正式に採択した。経済、社会、環境という三大分野に関わるこの持続可能な開発のためのアジェンダは途上国と先進国を含む全ての国に適用される。今年はアジェンダのスタートの年であり、アジェンダをいかに実行するかに世界は大いに注目している。「中国の主張」は世界のビジョンと緊密に一致しているために、世界は強く共鳴した。
世界経済は重要な十字路にあり、持続可能な開発は貧困、飢餓、発展の不均衡、難民、公衆衛生、気候変動など際立った問題に直面し、「症状に応じた処方をする」ことを早急に要している。
昨年の国連開発サミット以来、習近平国家主席は持続可能な開発を支持する一連の措置を打ち出し、今年のG20杭州サミットで中国は持続可能な開発のための2030アジェンダの実行について出席国と行動計画を定めた。さらに「アウェーの中のホームグラウンド」の役割を発揮した今回の座談会は、今回の国連総会のテーマと呼応し、中国は「持続可能な開発」という世界最大の公約数をしっかりと把握した。
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