劉客員研究員は次のように提起する。「中国資本企業が日本や韓国に投資する際には、現地の法律・法規を遵守し、知的財産権を尊重し、誠意をもって経営にあたらなければならない。また現地の文化や国民感情にも注意を払う必要がある。最も重要なことは、企業の対外投資には国家間の投資協定による保護が不可欠だということで、これは東アジア諸国が早急に解決しなければならない問題だ」。
また劉客員研究員は、「発展という視点でみると、東アジアの相互投資や経済の相互浸透は必然的な流れであり、中国資本のサービス産業も徐々に日韓市場に入り込んでいる。市場規模や企業の収益をみると、中国市場がもつ吸引力は引き続き周辺諸国には真似できないものであり、発達したエコノミーでも真似できない。資本は利益を方向性とし、富をより多く生み出す市場へと自然に流れていく。よって中国への投資は他国の企業にとって最良の戦略的選択でもある」との見方を示す。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年9月21日
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