2016年10月21日  
 

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中国の宇宙航空産業は商用化の道へ 宇宙旅行も視野に (2)

人民網日本語版 2016年10月21日08:25
中国の宇宙航空産業は商用化の道へ 宇宙旅行も視野に

「宇宙バス」の打ち上げサービスモデルは、指定された時間と場所で、複数の衛星をともなって予定の軌道に入るというものだ。「宇宙ハイヤー」は顧客の指定する時間と軌道に基づいて、専属の打ち上げサービスを提供するというもの、「宇宙タクシー」は打ち上げの主要任務の余剰の積載能力を利用して、指定された時間と軌道での打ち上げサービスを提供するというものだ。「宇宙ハイヤー、宇宙タクシー、宇宙バス」の各事業を組み合わせたモデルが、業界初の全方位的打ち上げサービスソリューションになる見込みだ。

これだけではない。宇宙航空産業には巨大な商業的価値が眠っている。

新会社の韓慶平社長の説明によると、「今後5~10年の間に、中国の商用宇宙航空産業は亜軌道で重複利用する宇宙船の研究開発を終え、亜軌道における観光事業を積極的に展開すると同時に、商用宇宙航空の打ち上げ場と体験パークの建設を推進する」という。

新会社は個人のユーザー向けに宇宙旅行サービスをうち出す方針で、関連サービスを含んだセット価格は20万ドル(約2074万円)と見込まれる。

▽「宇宙航空プラス」モデル 商用宇宙航空産業の共有型経済を構築

新しい消費ニーズを目の前にして、宇宙航空技術は大衆化し、商用化し、生活に根付いたものへと発展している。新会社の設立大会で、韓社長は未来の商用化発展構想を明らかにし、「中国製ロケットの商用化発展の道は、『宇宙航空プラス』モデルを中核的戦略として商品とサービスを提供することになる」と述べた。


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