11月11日、ネット通販サイトが無人倉庫を活用

　ダブル11（11月11日のネット通販イベント）が近づき、ネット通販サイトによる激安セールの情報が伝わっている。ネット通販大手の京東商城は26日、独自に開発した自動化物流倉庫保管システムを公開した。新華社が伝えた。

　この「無人倉庫」は大量のスマート物流ロボットを補助的に使用し、人工知能、ディープラーニング、画像スマート識別、ビッグデータ応用など数多くのハイテクを使用する。これにより、産業用ロボットの自主的な判断と行為を可能にし、異なる応用シーン、商品の類別と形状に適応させ、複雑な作業を実行させる。また、商品の分類、輸送、出荷などの自動化を実現する。

　この「無人倉庫」の保管効率は、従来のパレットラックの保管効率の10倍以上となり、インターネット接続ロボットのピッキングスピードは1時間3600回で、人による作業スピードの5-6倍に達するという。（編集YF）

　「人民網日本語版」2016年10月28日