外交部(外務省)の陸慷報道官は28日、ドイツ政府がこのほど中国企業によるドイツの照明器具メーカー・レドバンスの買収案件について再審査を行うと決定したことについて質問を受けた際、「関連国が中国企業の投資に対し公平な環境を提供することを願う」と述べた。
陸報道官は、「長らく、中国とドイツの間の経済貿易投資は相互利益とウィンウィンの原則に基づき、双方に実質的なメリットをもたらしてきた。両国企業の間で商業化の原則を踏まえた正常な投資行為が行われてきたことを評価する。もしも第三の勢力がさまざまな利益の観点から干渉するようなことがあれば、中独の経済貿易投資協力の初志に反し、両国の企業と国民の利益にもマイナスになる恐れがある」と述べた。
また陸報道官は、「最近、多くのメディアがドイツの一連の政策調整に大きな関心を寄せていることに注目している。開放的なドイツはさまざまなメリット享受してきたのであり、政府当局による干渉はドイツの経済的イメージや投資環境に消極的な影響を与えるとの見方を示す論評もある」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年10月29日
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