2016年G20サミット第5回シェルパ会議が27日午前、武漢で開幕した。G20構成国、来賓国、国際組織など国内外の代表が参加し、中国側シェルパの李保東外交副部長(外務次官)が議長を務めた。人民日報が伝えた。
李氏は「G20杭州サミットは首尾良く閉幕し、首脳コミュニケを採択。長期的着眼、総合的施策、開放革新、包摂的発展という『杭州コンセンサス』を集中的に体現し、G20協力の発展の方向、目標、措置を一層明確にした。杭州サミットは歴史的責任感、戦略的視点によって世界経済の成長とG20協力の新たなプロセスを切り開いた。今回のシェルパ会議の中心課題は将来に目を向ける精神に基づき、杭州サミットの重要なコンセンサスの実行を促すとともに、次期議長国ドイツにうまくつなげることだ」と表明した。
杭州サミットはG20の各分野の制度建設を全面的に格上げし、革新専門作業部会、貿易・投資作業部会、G20反腐敗・逃亡犯逮捕・財産回復研究センター、国際徴税政策研究センター、起業研究センターなど新制度を設け、関係分野の協力の実行に力強い保障を提供した。これはG20が世界経済ガバナンスの推進のために残した貴重な制度的資産、公共財でもある。
参加各国は中国側が素晴らしく、完璧なサミットを開催したことを改めて盛んに称賛し、会議の成果を高く評価し、世界経済の成長、国際経済協力の推進、G20の役割強化のために中国側が発揮した指導力を称賛し、中国側と共に「杭州コンセンサス」を積極的に実行に移す意向を表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年10月28日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn