外交部(外務省)の耿爽報道官は17日、日本防衛相の発言に関する質問に「中国側は域外国である日本に対して、南中国海の平和・安定維持に向けた域内各国の共同努力を破壊せず、ましてやもめ事を引き起こさないよう促す」と表明した。
【記者】朝日新聞の報道によると、日本の稲田朋美防衛相はASEAN防衛相会議後に「ASEAN防衛相らは南中国海で発生している事態は東中国海でも発生し得り、東中国海で発生している事態は南中国海でも発生し得り、これは共通していると考えている。日本としては南中国海を守ることは東中国海を守ることにつながっていく」と表明した。これについてコメントは。
【耿報道官】領土主権と海洋権益を守る中国側の決意は確固不動たるものだ。われわれは日本側に対して、域外国として歴史の教訓をしっかりと汲み取り、南中国海の平和・安定維持に向けた域内各国の共同努力を破壊せず、ましてやもめ事を引き起こさないよう促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年11月18日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn