外交部(外務省)の陸慷報道官は10日の定例記者会見で「慰安婦」問題に関する質問に「日本側は侵略の歴史を直視し、反省し、歴史の教訓を汲み取り、責任ある態度で問題を適切に処理し、正しい歴史観で日本国民を教育すべきだ」と表明した。
【記者】日本メディアの報道によると、韓国、フィリピン、インドネシア、東ティモールの元「慰安婦」被害者が先日、安倍晋三首相に宛てた書簡を日本外務省に提出し、日本政府の公の謝罪と法に基づく賠償を要求した。書簡は「慰安婦」問題についての昨年の日韓合意に不満を表明し、「国籍による違い」があるとして、日本政府に対して被害者の心の声をよく聞き、学校及び社会で宣伝教育活動を行うよう呼びかけた。これについてコメントは。
【陸報道官】中国側の立場は一貫した、明確なものだ。「慰安婦」強制連行は日本軍国主義が第2次大戦時にアジアなど被害国の人々に対して犯した深刻な非人道的犯罪であり、深刻な災難をもたらし、その負の影響は未だに完全には取り除かれていない。日本側が正しい歴史観で青年を始めとする自国民を教育し、彼らが当時の歴史を全面的、客観的に知り、認識して、悲劇が繰り返されないようにすることを望む。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年11月11日
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