玫瑰小学校で10年近く警備員を務めてきた段さんが、突然人気者になったことについて、ある保護者は、「段さんの学校での警備の仕事ぶりは、極めて細かく入念で、『職人気質』に溢れている」と讃えた。だが、段さん本人は、「皆に褒められることは自分にとって大きなプレッシャーだ」ときっぱりと言い、以下のように続けた。
「私は自分が多くの人々の関心を得るほどの人間ではないと思っている。ただ、これは私の天職だという自覚はもっている。私の職務を果たしている限り、保護者は安心して子供を学校に預けることができる。警備という仕事は、一見したところ、単純で味気なく、こまごまとした煩わしい業務ばかりだ。だが、その中にこそ楽しみがある。学校が私を必要とする限り、私はこの仕事をずっと続けていくつもりだ」。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年11月30日
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