「明日、学校に行っても、『難しい内容の授業』を聴くだけだ!」―23日午後1時ごろ、ニュージーランドで発生したM7.5の地震を経験した成都在住のマラソン愛好者たちが、無事帰宅した。11歳の小さな「マラソンランナー」王潤曦くんは、元気に我が家に帰ってくることができた喜びをかみしめた後、少し途方に暮れた。というのも、彼の教科書やノートは全て、ニュージーランド南島カイコウラの被災地に置いたまま帰国したからだ。成都商報が伝えた。
だが、王くんの傍らにいた父親の王超さんは、少しも焦る様子はなく、「子供の教育で常識は知識より大切だ」という教育理念について記者に語った。
ニュージーランドで開催される「クィーンズタウン国際マラソン」は、王くんにとって、学校を休んで挑んだ初レースというわけではなかった。父親の指導のもと、王くんは2014年5月から、国内外のレースにすでに20回以上も出場してきた。
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