日本では中国の料理が、なぜこのように2つのジャンルに分かれたのだろうか。実際には、その呼び方の違いは、日本人の海外発祥の文化に対する態度を示している。
まず、取り入れた文化に対する敬意や尊重を込め、できるだけ発祥地の調理法や味を保つ。その一方で、それに改良や新しい発想を加え、日本人から支持を得る定番メニューへと発展させていく。海外の文化をローカライズし、改良を重ねるというのはこれまでずっと日本人の得意技とされてきた。そして、「中華料理」の一つである日本のラーメンは「逆輸入」され、中国の大小の都市でその店舗を見かけるようになっているほか、日本の「焼きギョウザ」も欧米市場で好評を博しているのは、まぎれもない事実だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年12月6日
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