麻酔をかける際に、医師は「人間梯子」を作って産婦を支えた。(写真提供:梁輝)
彼女の体重は標準をオーバーしていたため、手術や麻酔は、普通の妊婦より2倍難しかった。産科医師が緊急ミーティングでSOSを求め、湖南省人民病院産科、麻酔科、新生児科の医療スタッフ16人が協力して、この「過体重妊婦」の出産サポートにあたった。
専門家は、「妊娠中の体重増加には、一定の基準がある。妊婦の体重が増えすぎる、あるいは増加が少なすぎる場合は、妊婦と胎児の健康状態にマイナス影響が及ぶ。妊娠する前に太り過ぎている女性は、適切な方法で減量して妊娠に臨むべきだ。たとえ標準体重をオーバーしていなくとも、妊娠期間中は、専門家による栄養相談を受けた方が良い。栄養相談を通じて、妊婦は自分自身の個別条件に基づき、補うべきものは補い、補う必要のないものをむやみやたらに摂取してはならない」と提案している。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年12月16日
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