北京首都国際空港の2016年度旅客数は延べ9千万人を突破し、7年連続で世界第2位の座をキープした。北京日報が伝えた。
北京市が滞在72時間以内の外国人を対象としたトランジットビザの免除政策を実施したことを受け、今年、ノービザで首都空港に到着した外国人旅客は32%増加した。中国国際航空(国航)や海南航空が就航している欧米路線では、「航空券だけでスムーズな搭乗手続」が実現した。今年、国際旅客の増加スピードは国内旅客の3倍、国際旅客が全体に占める割合は26%に達した。
首都空港の担当者は、「旅客数の増加に伴い、首都空港の各便の離発着時刻や運航資源はますます切迫化しており、離発着時刻の合理化をめぐる調整あるいは運航資源の補充が必要となってきている。また、非国際中枢空港に値する機能を解消することが差し迫った課題となっていおり、こういった課題は、当面、首都空港の発展の足かせとなるだろう」と指摘した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年12月15日
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