文部科学省が発表した調査結果によると、2014年度、公立の小学校、中学校、高校、中等教育学校および特別支援学校に在籍する外国人児童・生徒は7万3289人に上り、うち約4割に当たる2万9198人の日本語能力が低く、日本語の指導・支援が必要な状況だ。2008年、日本語指導を必要とする外国人児童・生徒は2万8575人で過去最多だったが、2014年度はそれを上回り、記録を更新した。
日本語指導が必要な外国人児童・生徒を母国語別にみると、ブラジルなどポルトガル語を母国語とする児童が28.6%、中国語が22%、フィリピン語が17.6%、スペイン語が12.2%を占めた。
レコードチャイナ 2015年4月30日