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シンガポールメディア:「中国を読み解くこと」が将来の「必修科目」に

人民網日本語版 2017年11月07日16:44

シンガポールの学生が中国語の補習授業を履修する主な理由は、非常に苦労するこの授業で好成績を収めたいことにある。だが、ハン・ランゲージ・センターの創始者である韓永元校長は、中国語の学習に対する本当の興味を学生たちの中に育てたいと思っているという。韓校長は1993年にハン・ランゲージ・センターを創設し、同センターは現在18の分校を擁している。環球網が伝えた。

70歳になる韓校長は演劇作家で、1990年にシンガポールの文化勲章にあたるCultural Medallionを受賞。今年5月には、第1回シンガポール漢語文化貢献賞(Singapore Chinese Cultural Contribution Award)も獲得した。韓校長は、次のように話した。

「多くの学生が、試験が終われば、中国語の教科書を捨てるか売り払ってしまう。だが、我々の目的は、彼らが試験に合格するということだけではない。彼らが中国語をマスターして中国語を心から好きになってほしいと願っている。試験で良い成績を取ることは、学習の副産物に過ぎない」。

「来年から、ハン・ランゲージ・センターの全学年・クラスに、10分から30分の文化鑑賞科目を盛り込む計画だ。それにより、中国語学・文化に対する学生の興味や関心を引き上げていく。たとえば、1年生は、新語の語源や『端午節』などの中国伝統の文化祝日を学ぶ。中高生は、ヒット曲やミュージックビデオを通じて新語を学習する。また、講演や演劇などの分野での協力を通じて中国語教育カリキュラムをさらに充実したものにしていくために、アドバンスクラスを開設する計画だ」。

ハン・ランゲージ・センターと提携している華文メディア集団はこのほど、センターは華文メディアの優位性を活用し、成人を対象に現代中国文化のクラスを開設すると発表した。華文メディアの李慧玲主管は、「グローバル市場における中国の主導的地位を考慮し、ハン・ランゲージ・センターは中国ビジネスや政治環境に関する成人クラスを積極的に開拓していく。というのも、中国を読み解くことは、今後の『必修科目』となる可能性が高いからだ」とコメントした。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年11月7日

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