複雑すぎる割引方法の背後に価格戦争の衰退
多くのネットユーザーが、今回の「双11」の割引サービスは複雑すぎるとブーイングを上げているが、あるショップは、その原因について、「それを設定しているのも人間。ややこしいことはよく分かっている。でも、そうしないと、低価格を掲げて、多くのユーザーを引き付けることができない」と説明した。
ネット通販の販売促進の内容が複雑になっていることは、「価格戦争」が衰退していることを側面から反映している。現在は、○○円引き、○○割引といったシンプルな宣伝文句はほとんど見かけず、100元そこそこの物を買う時でも、最終的な値段を少し時間をかけて計算しなければならない。つまり、ショップ側も利益が多くないということだ。近い将来、寝転んだままで、安い商品を購入できるという「興奮」は、「双11」の時も少なくなり、高品質の商品や個性的で、便利な購入プロセスが最終的な着地点となるだろう。
「複雑な割引サービス内容が嫌というなら、『双11』サービス終了後に買ったほうがいい」。多くの消費者は今、ネット通販プラットフォームの販売促進方法を冷静に見ており、他の時期を選んで買い物をするようになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年11月10日
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