2016年11月16日  
 

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中国 越境EC政策の過渡期を延長

人民網日本語版 2016年11月16日14:00

商務部(商務省)の報道官は15日、「越境EC小売輸入監督管理モデルの過渡期プロセスを安定的に推進するため、過渡期を2017年末まで延長する」ことを明らかにした。

国務院の認可を受けて、2016年5月11日より、越境EC小売輸入をめぐる監督管理の要求に1年間の過渡期を設け、引き続き試行モデルによって監督管理を行うこととした。天津、上海、杭州、寧波、鄭州、広州、深セン、重慶、福州、平潭の10試行都市で経営されるネット通販保税商品が「一線」でエリア内に入る時には、通関書類の検査を行わず、化粧品、乳児用調整粉ミルク、医療機器、特殊な食品(健康食品、特殊な医療用調整食品などを含む)の初輸入に際しての許可文書や登録をめぐる要求を一時的に執行せず、エリア内のすべての直送モデルに対しても上記商品の初輸入に際しての許可文書や登録をめぐる要求を一時的に執行しないとした。

同報道官は、「過渡期が実施されてから、越境ECの小売輸入が安定的に発展し、企業が規範の監督管理の要求に積極的に対応するよう誘導し、地方が監督管理を持続的に刷新する上で重要な役割を発揮してきた。これと同時に、関連当局も産業の健全な発展を促進するのにプラスになり、消費者の利益と安全・健康を守る上でプラスになるという観点から監督管理の取組を研究し最適化をはかってきた」と説明した。

また同報道官によると、「過渡期には、関連の産業や企業が自律を強化し、商品の質の安全リスクに対する予防コントロールを着実に強化し、規範の監督管理の要求に迅速に対応し、越境EC小売輸入の健全な発展にプラスになる社会的環境をともに作り出し、監督管理モデルの安定的な過渡期プロセスを実現するために十分な準備をしっかりと行ってきた」という。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年11月16日

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