中国外交部(外務省)の陸慷報道官は14日の定例記者会見で、韓国の文在寅大統領が韓国の政府と国民を代表して中国国民に示した友情を称賛。韓国側と共に歴史の真実を守り、共通の責任と使命を引き受け、地域の平和と安定を守りたいとした。
文大統領は中国公式訪問の初日にあたる13日、複数の場で歴史問題に言及し「南京大虐殺から12月13日で80年になる。韓国国民は中国国民の受けた苦難をわが事のように感じている」と発言。韓国国民を代表して哀悼の意を表し、心に傷を抱える多くの人々に慰問の意を表した。また「北東アジア地域は歴史を直視する姿勢に基づき、協力の門を開くべきだ」と表明した。
これについて陸報道官は「文大統領が韓国の政府と国民を代表して中国国民に示した友情を称賛する。中韓両国は隣人であり、両国民は日本の植民・侵略に抵抗し、民族解放を勝ち取る闘争の中で団結し、助け合い、世界反ファシズム戦争の勝利にも重要な貢献をした」と表明。「中国側は韓国側と共に歴史の真実を守り、共通の責任と使命を引き受け、地域の平和と安定を守りたい」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年12月15日
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