在中国日本国大使館菊池信太郎一等書記官(写真左)、外務大臣賞を受賞した徐一平中国同窓会総代表(写真中央)、神戸大学武田廣学長(写真右)。 |
神戸大学北京同窓会は今年で設立10周年を迎え、それを祝した記念祝賀会が、2018年12月17日に北京・工人体育場で行われた。中国における同大学の同窓会は北京・上海・大連・広州の各地区同窓会で構成されているが、今回の北京同窓会の記念祝賀会には北京だけでなく、上海や広州、天津、神戸三宮からも卒業生ら30人以上が出席した。
祝賀会は、弥園徹北京同窓会長の挨拶から始まり、在中国日本国大使館菊池信太郎一等書記官による祝辞に続き、武田廣学長が「大学の国際化」に関する記念講演を行った。また今年、外務大臣賞を受賞した徐一平中国同窓会総代表による受賞報告が行われた。
卒業生からは大学国際化推進支援として「北京同窓会10周年国際活動寄付金」目録が武田学長に贈呈された。
卒業生からは大学国際化推進支援として「北京同窓会10周年国際活動寄付金」目録が武田学長に贈呈され、井上典之副学長からも感謝の意が表された。
同大学の同窓会は中国人と日本人の卒業生が協力して北京や上海、大連、広州の各地区で運営されており、この点は北京の他大学の同窓会と比べ、非常に特徴的であると評価されている。祝賀会は韓晏元幹事と大岡夕伽子設立幹事の中国語と日本語の二ヶ国による司会で進められ、設立以来10年間で37回にわたって開かれた勉強会の動向や、早慶ゴルフに次ぎ北京で2番目に発足した三商大ゴルフコンペにおける秘話、卒業生の近況などが紹介された。卒業生の頼韶東さんは来春神戸大学に留学する長男を連れて広州から参加していた。
祝賀会に参加した卒業生の年代は様々だったものの、会場はにぎやかな熱気に包まれ、大学本部と北京同窓会を始めとする中国同窓会との更なる連携強化で、国際交流に貢献することを誓い合った。
「人民網日本語版」2017年12月22日
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