元旦が近づき、旅行市場は早くも熱を帯びている。旅行オンライン予約サイト「Lvmama.com」がこのほど発表した報告によると、2016年の同期に比べ、18年の元旦期間に海外旅行に出かける人ののべ人数は158%以上増加する見込みという。「北京日報」が伝えた。
同報告によれば、12月の23日と24日が元旦に先立つ海外旅行のピークになるほか、元旦から3日間を休みとし、有給と合わせて海外旅行に出かける人の割合が35%に達するという。氷や雪を楽しむ家族旅行、恋人同士のアイランドリゾート、近場の温泉旅行などテーマ性のある旅行商品の予約が好調だ。同サイト関連部門の責任者は、「これまで毎年の年末は海外旅行の閑散期だったが、ここ数年は冬の旅行商品が豊富になったこと、クリスマスの値引きシーズンが始まったこと、都市のホワイトカラーが有給休暇を消化するようになったことなど複数の要因が重なって、12月と来年の1月の旅行市場には『閑散期だが閑散としていない』現象が出現するものと予想される」と話す。
データをみると、中国国内長距離旅行や海外旅行が年末の「有給消化族」に特に人気がある。国内長距離旅行では温暖な気候の三亜、厦門(アモイ)、成都が最も人気が高く、哈爾濱(ハルビン)、牡丹江、延辺などは氷や雪を楽しむツアーの予約が急速に伸びている。海外旅行では、タイ、フィリピン、ベトナムがベスト3で、季節が夏のオーストラリアとニュージーランドは旅行の一番の繁忙期を迎えており、若い人たちに特に人気がある。海外旅行10大人気目的地は、タイ、フィリピン、ベトナム、日本、香港地区、マレーシア、米国、オーストラリア、英国、イタリア。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年12月19日
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