南海艦隊航空部隊はこのほど爆撃機、戦闘機、早期警戒機など数10機を西太平洋某海域に派遣し、第28次護衛艦隊と共に対抗訓練を実施した。
南海艦隊航空部隊によると、同様の遠洋対抗訓練はとうに通常の事となっている。訓練では実戦に即し、「敵情」を知らせず、互いを敵とした。艦載機は複雑な気象と電磁環境下で「背中合わせ」の攻防対抗を行った。各機は長い航行距離、海空域の複雑な状況などの困難を克服する必要があるうえ、指揮所、水上艦と協同する必要があった。これにより部隊の遠洋実戦的訓練の水準が検証された。
今回の遠洋訓練は南海艦隊航空部隊の年次計画内の通常のものであり、国際法と国際的慣行に符合し、いかなる特定の国、地域、目標も念頭に置いていないという。訓練過程において関係海空域の航行と上空通過の自由に影響を与えることはなく、現在の複雑な情勢に対処して、国家の海洋権益を断固として守る部隊の能力を効果的に強化した。今後も同様の訓練を継続するという。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年12月22日
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