日本の陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」導入について、中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は19日の定例記者会見で、慎重に行動し、地域の平和・安定促進に建設的役割を果たすよう日本側に求めた。
【記者】日本政府が本日、朝鮮のミサイルへの防御能力を強化するため、「イージス・アショア」の導入を決定したことについて、どう見るか。
【華報道官】歴史的原因から、アジア近隣諸国と国際社会は軍事・安全保障面で日本の動向を強く注視し続けている。ミサイル迎撃問題について中国政府は、世界の戦略的安定性と国家間の相互信頼に関わるものであり、各国は自らの安全保障上の利益を考えると同時に、他国の安全保障上の合理的懸念も尊重する必要があると一貫して考えている。
日本側が慎重に行動し、地域の平和・安定促進に建設的役割を果たすことを望む。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年12月20日
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