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「量の中国」から「質の中国」へ CESで注目集める (2)

人民網日本語版 2018年01月16日10:27

今年中には百度(バイドゥ)の自動運転車がインテルやNVIDIAなどのコンピュータープラットフォームを全面的にサポートするようになる見込みだ。百度の副総裁は、「百度の『阿波羅2.0』は開放されたプラットフォーム。インテルと協力することは、企業各社が独自のビジネスモデルやコア技術を発展させることの妨げにならない」と述べた。

劉会長も、「AI時代には当然、グローバル協力が要求され、どこかの段階を独占できるという企業は存在しない。中国企業が苦境の中でも着実に努力を重ねれば、どこかの分野で先駆者になることはきっと可能だ」との見方を示した。

産業再編時代にあって、小規模企業にも「ぬきんでるチャンス」は与えられている。「地平線」は400人ほどのチームを抱えたスタートアップ企業で、モノのインターネット(IoT)時代の「大脳」と言われるAI演算方法に基づくビルトイン式チップの開発に取り組んでいる。同社のチップ製品のチーフ設計者である周峰さんは、「ビルトイン式チップはNVIDIAの汎用型チップの演算能力とでは比較にならないが、優位性はエネルギー消耗の低さにあり、1.5ワットのチップでハイビジョンの200のターゲットを識別でき、屋外用カメラなどに最も適しており、市場の可能性は非常に大きい」と述べた。

「クリエイト・イン・チャイナ北米サミットフォーラム」がCES開催期間中の10日に米国・ラスベガスで開催された。その場で発表された「中国消費電子研究報告」によると、2020年をめどに、世界のIoTの端末設備は380億台に達し、中国は世界最大のIoT市場になると予想している。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年1月15日


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