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故宮のボランティアにはどんな人がなれる? 伝統文化に強い関心が肝心

人民網日本語版 2018年01月17日13:27

中国版「ナイト ミュージアム」と称され、絶賛放送中の中国中央テレビ局(CCTV)の国宝を紹介する番組「国家宝蔵(NATIONAL TREASURE)」で、北京の人気観光スポット・文化遺産の故宮博物院が「国宝保護者」として招いているボランティアが紹介され、中国全土の視聴者の注目を集めている。番組放送終了後、視聴者の多くが故宮のボランティアに敬意を示すと同時に、興味を抱いている。では、どうすれば故宮のボランティアになれるのだろう?取材してみると、ボランティアには90後(1990年代生まれ)の若い学生もいれば、50後(50年代生まれ)のやや高齢の男女もおり、様々な世代の人が集まっていることが分かった。故宮のボランティアファミリーの一員になるためには、7つのハードルをクリアする必要があるという。 北京晨報が報じた。

だんだん高くなる7つのハードル

故宮博物院・宣伝教育部の関連の責任者によると、故宮は毎年、ボランティアの募集を行っている。2017年は50人募集し、今後も毎年30人以上募集する予定だ。ボランティアに選ばれるためには、審査をクリアしなければならない。しかし、最も重視されているのは、伝統文化にどれほど強い関心を抱いているか、定期的にボランティア活動に参加できるかなどだ。

17年、故宮のボランティアで「皆勤賞」を受賞した王強輝さんは、外資系企業の上級管理職であるため忙しい毎日を送っている。しかし、予定を調整して、毎週土曜日の午前は必ず故宮に来て、案内のボランティアを2時間行う。

故宮のボランティアになるまでの過程について、王さんは、「まず、故宮の採用担当者の心を打つことができる履歴書を用意して、ネットで申し込む。仕事と同じで、履歴書を入念に準備しなければならない。次に、履歴書選考があり、3番目が筆記試験、4番目が面接、5番目が仮採用後の研修。6番目は、ボランティアの仕事を始める前の解説審査で、最後に、審査をクリアした後、定期的にボランティアとして決められた仕事をすること」と7つの段階があることを説明し、「この7つのハードルはだんだん高くなっていく。一番難しいのは、やはり様々な問題を克服して、ボランティアの仕事を定期的に続け、故宮のボランティアという神聖な仕事を成し遂げることができるかどうか」と語った。


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