●仕事の満足度に影響する「収入」と「経験」
智聯招聘の調査によると、仕事に対する満足度と収入レベル・業務経験との間には密接な関係がある。仕事に対する満足度は、「平均月収8001元から1万元(約14万円から17万円)」のホワイトカラーが最も高く(2.93)、「平均月収2000元(約3万5千円)未満」の人が最低(1.83)だった。業務経験を多く蓄積してきたホワイトカラーは、仕事に対してより理性的に対応し、かつ、仕事への満足度もより高い傾向にある。一方、学校を卒業したばかりで、業務経験が1年にも満たないホワイトカラーは、実際に仕事に携わった後の現実に対して失望感を味わうことが多く、仕事に対する満足度は最低(2.36)だった。
会社の種類別に見ると、仕事に対する満足度が最も高かったのは合弁企業のホワイトカラー(3.08)だった。外資独資企業(香港・マカオ、台湾地区を含む)がこれに続き、満足度指数は2.79。民営企業の従業員の満足度は最も低く2.58だった。
年齢層別では、1980年代生まれと1970年代生まれのホワイトカラーは、豊かな業務経験を身に着けていることから、仕事に対する満足度が比較的高かった。一方、業務経験に乏しい1995年以降生まれのホワイトカラーの満足度は2.42と最低だった。
「2017年、仕事を取り巻く状況について1つのキーワードで総括するとすればその言葉は?」という問いに対し、24%のホワイトカラーは「焦燥」という言葉を選んだ。「貧しさ」を選んだ人は22.1%だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年1月24日
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