国際通貨基金(IMF)は21日、日本の労働環境に関する提言を発表し、「過労死」を問題視し、残業抑制を求めた。新華網が報じた。
IMFは提言の中で、「日本の正社員は頻繁に長時間労働を要求されるが、残業代が支給されないこともある」とし、「働き過ぎで死に至ることが『KAROSHI(過労死)』と呼ばれている」と紹介している。
そして、「残業が減れば、夫は子育てや家事により多くの時間を使えるようになり、妻は出産を理由に仕事を辞めなくて済む。夫が自宅にいる時間が増えれば、妻が2人目の子どもを産もうとする思いが強まる」と分析している。
IMFは、日本の人口が2025年には約400万人減ると試算しており、「もっと女性が働きやすく、子供を産みやすい社会環境を作り出さなければならない」と指摘している。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年11月24日
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