●1日あたりの生産量は2万食、干炒牛河は手作り
春運期間中、同社が生産する弁当の数は1日あたり約2万食に上るという。
中国の伝統グルメの味を乗客に堪能してもらうため、同社は、工業化生産と同時に、干炒牛河や紅焼肉、肉まんなどのメニューはいずれも色や香り、味、形の品質を保持するために、従来の手作り方式で製造している。
干炒牛河を作る従業員 (撮影・李金磊)。
●ビーガン用メニューが近くお目見え 価格は45元
乗客のさまざまなニーズに対応するため、同社は今年、従来の高速鉄道駅弁に加え、完全なベジタリアンである「ビーガン」向けに4種類のセットメニューを新たに打ち出す。
それは宮保鶏丁(鶏肉とカシューナッツのピリ辛炒め)と黒椒牛柳(牛ヒレの黒胡椒炒め)、魚香肉絲(細切り肉の甘辛炒め)、番茄魚排(魚のフライのトマトソースかけ)で、名前だけを見るとベジタリアンのようには見えないが、実際には料理に使われている肉や魚はすべて植物性たんぱく質の食材で作られている。
現時点では、ベジタリアンメニューは正式に製造を開始していないが、今年の春運期間には乗客に提供される見通しだ。
●新たに登場するベジタリアン向けセットメニュー
同社の担当者は、「ベジタリアン向けセットメニューは4種類とも価格は45元。初期段階における生産量は小規模にとどまるが、その後乗客のニーズに応じて調整していく。また、乗客は今後、中国鉄道顧客サービスサイト「12306」を通じて、ベジタリアンメニューをオンラインで注文できるようになる」とした。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年2月8日
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