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春節連休 銀聯ネットワークの取引が記録更新

人民網日本語版 2018年02月23日14:39

中国銀聯が22日に発表した春節(旧正月、今年は2月16日)の消費に関する最新のデータをみると、2018年春節連休期間(2月15~21日、旧暦の大晦日から1月6日にあたる)には、銀聯ネットワークを介した取引が過去最高を更新し、取引金額は6790億元(1元は約16.9円)に達して前年同期比47%増加し、取引件数は4億6200万件で同35%増加した。質の高い外食や文化・娯楽方面の消費が伸びており、消費バージョンアップの加速傾向が明らかだった。

消費構造をみると、休日ショッピング、一家団らんの食事、旅行・移動、文化・娯楽活動が今年の春節連休における消費の4大テーマだった。具体的な増加ペースをみると、外食とショッピングの増加率が上位にある。春節連休に銀聯ユーザーのショッピング関連の消費金額は同43%増加し、外食関連の消費金額は同約50%増加し、中でも特に質の高い外食サービスの増加率が大きかった。

春節に集まって食事をするのは伝統的な習慣というだけでなく、家族が集まって団らんし、新しい年を迎え、新年の多幸を祈るための重要な儀式でもある。春節連休の全国の外食消費1件あたりの平均金額は他の祝休日よりも高く、ミドルグレードからハイグレードの質の高い外食消費の規模が大幅に拡大し、前年同期比60%以上増加した。特に石家荘や呼和浩特(フフホト)などの都市で規模が急速に拡大した。

春節にはおいしいものを食べたいだけでなく、生活水準の上昇にともなって、人々は食をめぐる精神的な充足感も求めるようになった。春節連休には、芝居を見る、映画を見る、アミューズメントパークで遊ぶなどの文化・娯楽活動がふんだんにあり、銀聯ネットワークでもアミューズメントパークを代表とする娯楽関連消費の取引金額が同46%増加し、映画などの文化芸術関連消費の取引金額も同約70%増加した。映画をはじめとする文化娯楽活動は年越しの新たな風俗になりつつある。

移動については、やはり「故郷に帰る」のが春節の変わらぬテーマであり、旅行に出かけて家族と楽しいひとときを過ごすという人がますます増えている。移動取引データによれば、旧暦の12月に入ると道路や鉄道の旅客輸送、航空券などの移動関連の消費が徐々に増加し、春節連休中は航空券の消費増加率がトップに立った。マイカーによる移動は自分でルートを決められ、楽しくワクワクするものであることから人気が高まっており、春節連休にはガソリン関連の取引金額の増加率が同20%を超えた。


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