上海出入国検査所が21日に明らかにしたところによると、今年の春節(旧正月、今年は2月16日)の長期連休期間に、上海市の出入国地点を経由して中国に出入国した人はのべ86万6千人に上った。このうち中国国籍の人がのべ72万5千人に達し、全体の約83.7%を占めた、海外旅行では日本やタイが人気だった。中国新聞網が伝えた。
連休期間には外国人7万4千人が中国を訪れて中国で新年を迎えた。このうち447人は江蘇省・浙江省・上海市での144時間滞在の査証(ビザ)免除政策を利用して中国に入国した。7日間の連休中、上海の出入国地点の自動通関を利用した人はのべ23万3千人に達し、出入国者全体の27%を占めた。これはつまり、一日にのべ約3万3千人が「10秒で通関完了」の便利なサービスを利用したということだ。
客船に乗って海外で年を越すのが新たなトレンドになりつつある。春節連休に上海市の客船用埠頭は海外旅行客の出国ラッシュを迎え、出入国検査部門は国際航路の客船16隻と客船で出入国するのべ8万1千人を検査した。このうち中国国籍の約6万人は■(火へんに包)台湾国際客船ターミナルで客船に乗り、一家そろって船の上で年越しをした。
上海出入国検査部門は出入国者フローのリアルタイム変動状況に基づき、「出入国連動、ピークシフト支援」などのモデルを採用して旅客がより便利に移動できるようにした。
上海出入国検査部門は連休の終わりにあたり、「上海の出入国地点を経由して帰国する旅客フローのピークは2月25日になる」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年2月23日
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