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北京冬季五輪、IOCの「新基準」を採用へ (2)

人民網日本語版 2018年03月01日16:30

北京冬季五輪開催に向け、北京では新たな競技会場を5ヶ所、選手村を2ヶ所建設し、既存の会場8ヶ所を改築し、臨時会場3ヶ所を表彰式やニュース報道のために使う計画だ。例えば、08年北京夏季五輪のシンボル的施設・北京国家水泳センター(通称:ウォーターキューブ)は、北京冬季五輪ではカーリング会場として使われる計画だ。組織委のオフィスエリアとなる首鋼北京パークでは、工場の跡地をレクリエーション、娯楽、スポーツセンターに変え、「再利用」というコンセプトが反映されることになっている。新たに建設される施設も、五輪開始後に市民がスポーツを楽しめる場所にできるよう、設計の時点で「再利用」が考慮に入れられている。

冬季五輪開催時には、「ウォーターキューブ」が「アイスキューブ」に変身し、カーリング会場となる(画像は北京冬季五輪組織委公式サイトから)。

昨年2月、中国の習近平・国家主席は、北京を視察した際、「北京冬季五輪の準備の際、新発展コンセプトを反映し、会場は総合的に、長期にわたって何度も使用できるようにしなければならない」と強調した。

世界で初めて夏季五輪と冬季五輪の両方を開催する北京は、ハイクオリティの五輪遺産を利用し、五輪開催事業に「中国の経験」を提供する。(編集KN)

北京冬季五輪組織委は、17年国際ウィンタースポーツ(北京)博覧会で冬季五輪をテーマにしたブースを設置し、冬季五輪の会場に関する計画を紹介した(画像は北京冬季五輪組織委公式サイトから)。

「人民網日本語版」2018年3月1日


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