吉林省長白山管理委員会は16日、長白山は、世界各地からの観光客誘致を目的に、「半年間無料観光」や「観光地入場券3日間有効」などの「恵民五条」黄金政策を国内外に打ち出したことを明らかにした。新華社が報じた。
北京に住む周敏さんは、優待情報を知り、「入場券は無料で1枚の入場券が3日間有効なんて優待は過去に前例がない。機会があればぜひ子供を連れて訪れたい」と話した。
長白山「恵民五条」には、具体的な内容は以下の通り。
1.毎年11月1日から翌年4月30日までの期間中、国内外からの観光客は、長白山景勝地に無料で入場できる。
2.長白山景勝地の入場券は、3日間有効で、回数の制限なしに北景勝地と西景勝地に入場できる。
3.観光客のうち、高齢者、障がい者、現役軍人、警官、報道関係者、ガイドは、長白山景勝地への入場無料、優先ルート使用、特別サービス享受などの特典が適用される。
4.毎年7月1日から10月8日までの期間中、全ての景勝地において100日間はその入場時間が延長される。
5.長白山観光に関するクレーム快速受理システムを構築、1000万元誠信基金を設立し、先行賠償金給付制度を実施し、観光客の合法的権益の保護に努める。
これらの措置は、2018年5月1日から実施される。
長白山管理委員会の王庫主任は、「長白山が打ち出した半年間入場無料およびに3日間制限なし入場といった優遇策は、観光業発展によるメリットを多くの観光客と分かち合い、長白山の影響力をいっそう拡大し、世界レベルの観光地建設という目標に向かってさらに邁進するためのもの。コストを試算すると、長白山は年間を通じて無料開放するのと変わらなくなるが、サービス水準を引き下げることは決してない」と語った。
吉林省は、数年前から、長白山四季観光ブランドの構築に総力を挙げて取り組んでおり、多くの観光客から好評を博している。2018年春節(旧正月、同年は2月16日)連休期間だけでも、延べ約3万人の観光客が長白山景勝地を訪れた。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年3月20日
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