韓国関税庁は20日、2017年、韓国人が海外オンラインショップを利用して商品を購入した件数は前年比35.6%増の2359万件、購入額は同29.1%増の21億1千万ドル(1ドルは約106.5円)にそれぞれ達し、いずれも過去最高記録を更新したと発表した。韓国聯合ニュースの報道を引用して新華網が伝えた。
米ドルと日本円のレートが下落傾向にあることや、米国の「ブラックフライデー」のようなショッピングキャンペーンなどが、韓国人による海外オンラインショップでの購入増を促した主要因となっている。
海外ネット通販の増加率について見ると、韓国人消費者が海外通販で製品を購入する中で、中国製品の増加率が最大となっており、2016年の1億5100万ドルから、2017年には2億7200万ドルまで増えた。日本と欧州がこれに続いた。一方、米国通販サイトからの購入の増加率は、やや縮小した。
購入額の割合でみると、米国通販サイトから購入した割合が56%と依然トップ。中国(17%)、欧州(15%)、日本(9%)がこれに続いた。
韓国人消費者の間で最も人気が製品を国別でみると、米国はビタミンサプリなどの保健・健康食品、中国はコンピューター部品などの電子製品、ヨーロッパはコスメ・香水、日本はチョコレートだった。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年3月21日
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