中国大陸部の製品は、コストパフォーマンスが極めて高いことから、多くの韓国の若者の間で非常に人気が高い。20歳から39歳の消費主流層による中国大陸部の製品・文化の消費規模は次第に拡大、いわゆる「中流」を形成している。韓国「中央日報(電子版)」の報道を引用して参考消息網が伝えた。
例えば、ある韓国の若者は、それまで手にしていた自国メーカーであるLGやサムスン製のスマホを手放し、韓国のネット上で「コスパが抜群」と好評を得ている中国華為製Huawei P9に乗り換えた。
サラリーマン族は、客間にシャオミー製空気清浄機を置くことが多くなり、動画サイトでは中国大陸部のテレビドラマを楽しんでいる。週末になると、シャオミー製二輪パーソナルモビリティに乗る、モバイルゲーム「三国志曹操伝」で遊ぶ、あるいはテレビドラマ「武神趙子龍」を原作としたスマホゲームを遊ぶ。そして、友人と会って火鍋を囲み、四川麻辣烫(マーラータン)や新疆羊肉串(羊肉の串焼き)に舌鼓を打つ。このように、至る所どこにでも、中国大陸部の消費文化関連の商品がある。
サムスンやLGが牛耳っている携帯・スマホ市場を除く他の市場では、韓国人消費者にとって、大陸部ブランドはもはや「安物」の象徴ではなくなった。
世界家電製品市場において、激しい技術競争は間もなく限界点に達し、その後は価格競争の幕が正式に切って落とされるだろうとの分析がある。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年12月20日
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