1980年代以来、米国の貿易赤字は拡大し続けており、レーガン政権以来の様々な保護貿易的措置もこの流れを変えられずにいる。実際には、トランプ政権発足から1年余りで貿易赤字は逆に過去9年で最高に達した。自らが病気になったのに他人に薬を飲ませるという方法は明らかに理に反し、通用もしない。
世界第1、第2の経済大国である米中の経済・貿易は高度に依存し、互いに必要としている。米国が中国に保護貿易主義の圧力をかけて自らが全く傷つかないことはあり得ない。
過去40年近くで、中米間の貿易額は233倍に増加し、5800億ドルに達し、累計相互投資額は2300億ドルを超えた。中米の経済・貿易関係における問題を解決する鍵は足し算を増やし、市場参入など相互開放措置の拡大を通じて、平等の中で新たな道を探り、協力の中で不均衡を改善し、ウィンウィンの中で調和ある共存を実現することにある。
中国は故意に黒字を求めたことはないが、最悪の状況への準備も十分にある。外交部(外務省)の華春瑩報道官が述べたように、中国側はどの国とも貿易戦争を望まないが、それを強いる国があるのなら、恐れも逃げもしない。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年3月23日
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