外交部(外務省)の華春瑩報道官は5日の定例記者会見で、上海協力機構(SCO)青島サミットにあわせたプーチン露大統領の公式訪中は、中露包括的・戦略的協力パートナーシップの発展に新たな力強い原動力を与えると述べた。
華報道官は「プーチン大統領の今回の訪中は新たな任期に入ってから初めてだ。両国首脳が会談するのも今年に入り初めてであり、中露関係の発展を計画し、各分野の協力を推進するうえで重要な意義を持つ」と指摘。
「訪問中、習主席はプーチン大統領と小規模な会談と拡大会議を行い、共同記者会見に臨み、調印式や歓迎晩餐会に出席し、中露関係、重点分野の協力、関心を共有する国際・地域問題について意見交換する」と述べた。
慣例によって双方は重要な政治文書を発表し、各分野の協力協定に署名する。公式訪問としての正式な行事以外にも多くの注目点がある。中露の人的・文化的行事への共同出席、より友好的な雰囲気での深い交流などだ。
「互いの努力で、プーチン大統領の今回の訪問は申し分のない成功を収め、実り豊かな成果を挙げ、中露包括的・戦略的協力パートナーシップの発展に新たな力強い原動力を与えると信じる」と華報道官は述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年6月6日
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