7日に発表されたネイチャー・インデックス2018年間ランキングによると、米国が依然として世界の高品質科学研究論文の最大の貢献国となっており、中国とドイツが続いている。中国は10大貢献国のうち指数値の成長を維持している唯一の国だ。また、中国科学院は世界ランキングで首位の科学研究機関となっている。科技日報が伝えた。
データによると、米国の科学研究産出は前年よりやや減少したが、依然としてトップの地位を維持している。その高品質科学研究産出は依然として中国の2倍以上だが、中国も急上昇の勢いを維持した。米国のほかにも、中国、ドイツ、南アフリカ、ブラジルは所在地域のリーダーとなっている。
また、データによると、科学研究機関世界トップ500のうち、中国の49機関が前年より順位を上げており、14機関が初めてトップ500入りした。順位を落としたのは15機関のみ。北京大学、清華大学、南京大学、中国科学技術大学が、世界大学研究機関トップ25にランクインしている。
ネイチャー・インデックスの創設者であるDavid Swinbanks氏は「中国の指数を見るかぎり、その地位は持続的かつ大幅に向上している。中国の論文産出は2016−17年の間に12%増加し、2015−16年の伸び率を大幅に上回った。これにより多くの中国の機関が順位を上げた。中国の急成長とは対照的に、その他の主要国の論文産出が伸びず、減少している」と述べた。情報によると、米国は62機関が順位を上げ、74機関が順位を落とした。全体ランキングで5位の日本は、4機関が順位を上げ15機関が順位を落としている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年6月8日
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