中国教育部(省)が6日発表した情報によると、同部が研究・策定した「大学基礎研究チョモランマ計画」は、2035年までに中国の大学における基礎研究水準を大幅に向上させ、国際的な「リーダー」の地位を手にするような学術の要衝を若干数構築するという目標を掲げた。新華社が伝えた。
同計画によると、中国の大学基礎研究の全体水準は2020年までに大幅に向上し、一連の先端科学センター、重大科学技術インフラ、国家重大科学技術核心要衝を建設する。世界的な影響力を備えたリーダーと革新チームを集結させ、重大なオリジナルの科学成果を手にする。一連の学科が世界一流レベルに達し、若干の学科が世界一流の最先端レベルに達することを支援していく。
また同計画は、2035年までに中国の大学基礎研究が一部の重点分野で学術をリードする立場となることを実現させ、先見性と国際的な視野を備えた一連の戦略科学者集団を構築し、一連の学科分野が世界一流の最先端レベルに達するとしている。世界の科学技術発展及び人類文明の進歩に対して重要な影響を持つ、一連のオリジナルの科学成果を生み出す。
計画によると、中国は21世紀中頃までに大学において、世界学術発展の革新をけん引する一連の要衝を建設する。一連の重要分野で、未来の発展をけん引する新方向・新学科を形成し、一連の国際トップレベルの科学者を育成する。また科学技術強国、教育強国を建設するため力強い支援を提供していく。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年8月7日
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