00後(2000年代生まれ)の第一陣が9月から大学生活をスタートさせる。中国の大手ソーシャル・ ネットワーキング・サービスの陌陌(MOMO)はこのほど、在学中の大学生数万人を対象に調査を実施し、「大学生社交報告」を発表した。同報告によると、9月に入学した大学1年生のうち、71.4%が入学前にSNSを通じて新しい同級生と知り合っていた。また、大学生の45.2%が、SNSに費やす時間が1日あたり5時間以上だった。海南、北京、上海は、1ヶ月の交際費が2000元を超えている大学生の割合が多い都市トップ3だった。大学生が在学期間中に一番したいことは友達付き合い、恋愛、勉強だった。中国新聞網が報じた。
人気アプリはSNS、動画系、ゲーム 大学生45.2%が「1日5時間以上SNS利用」
報告によると、大学生が最もよく使うアプリはSNSと動画系、ゲームだった。また大学生の45.2%が、SNSに費やす時間が1日あたり5時間以上としており、その男女内訳は、女子学生が54.0%で男子学生40.7%を大きく上回った。
SNSを使う主な目的を見ると、大学生の68.1%が「新しい友達を作るため」、48.0%が「暇つぶし」、46.9%が「友人と連絡をとり合うため」、34.1%が「コミュニケーションや交際のスキルを高めるため」、28.8%が「社会の流行を把握するため」と答えた。
新入生71.4%が「入学前に同級生と知り合った」 大学生73.6%が「個人情報公開OK」
報告によると、9月に入学した大学1年生のうち、71.4%が入学前にSNSを通して新しい同級生と知り合っていた。
SNSに個人情報を公開することに関して、大学生の73.6%が「してもよい」と答え、うち46.0%が「全ての人に公開してもいい」と答えた。27.6%は「よく知っている人になら公開してもいい」、約26.4%が「したくない」と答えた。全体的に見ると、大半の大学生がネット上での交流に関して開放的な態度を示した。
大学生46.8%が「スタンプよく使う」
SNS上では、スタンプでの「会話」が普通のこととなっており、特に新しい友達を作るときには、壁を一気に取り除くのに一役買う。報告によると、大学生の46.8%が「チャットする時によくスタンプを使う」と答え、「スタンプは使わない」という答えは2.9%にとどまった。
海南・北京・上海の大学生の交際費が最多 したいことは友達付き合いに恋愛
報告によると、地域によって大学生の交際には大きな差がある。1ヶ月当たりの交際費が2000元以上の大学生が最も多いのは海南、北京、上海で、その割合は35.5%、29.5%、28.6%だった。寧夏、重慶、安徽、広東、浙江、陝西、貴州なども上位にランクインしている。
大学生がどのようにキャンパスライフを楽しんでいるのかというのも今回の調査の注目ポイントとなった。報告によると、多くの大学生が在学期間中に一番したいことは友達付き合い、恋愛、旅行、運動、アルバイト、大学院受験などだった。勉強に関しては、上海、海南、重慶、湖南、広東などの大学生の意欲が、他の地域を上回っていた。(編集KN)
「人民網日本語版」2018 年9月6日
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