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日本の漫画「はたらく細胞」が大人気 主役は体の中で年中無休で働く細胞

人民網日本語版 2018年09月07日08:22

この夏、漫画家・清水茜の漫画「はたらく細胞」のテレビアニメ版が世界中で大ヒットした。中国の動画共有サイト「bilibili(ビリビリ)」の新作再生回数ランキングでは現在もトップをキープしている。また、日本の生物の授業でも使われているほか、医学界の専門家の間でも好評を博している。中国青年報が報じた。

ヒトの体内には37兆2千億個もの細胞が年中無休で働いており、体は細胞にとって工場のようなものだ。清水茜は、数が最も多い赤血球を赤い帽子をかぶった宅配便スタッフのようなキャラクターにしたてており、彼らは血管の中で、酸素や二酸化炭素をせっせと体中に運ぶ。また細菌やウイルス、寄生虫が体内に侵入すると、血管内をパトロールする「警備部隊」の白血球がそれを見つけるや否や鬼神の如く戦う。

このようにどんな小さなハプニングでも、体内では大きな災難となりかねない。

清水茜の手にかかれば、ちょっとしたすり傷は、赤血球の目の前で突如大規模な爆発が発生し、ぽっかり大きな穴が出現するという「大事件」になり、刺身に潜む寄生虫・アニサキスは、ミクロの世界では怪獣のような姿で胃壁を食い破って大暴れ。直径わずか30ナノメートルのスギ花粉が体に侵入すると、星が地球に激突するかのように免疫細胞が過剰反応し、アレルギーを引き起こすといった具合だ。


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