このほど、ハイテック・スマートデリバリーロボットが上海の一部のオフィスビルに登場した。これらのロボットはフードデリバリースタッフに代わり、ビル内のデリバリー作業を担当する。その利便性により、多くのホワイトカラーに好まれている。
デリバリーロボットは人の身長の半分ほどの大きさで、フードデリバリースタッフはスクリーン上のQRコードをスキャンして配達先の住所と注文者の携帯電話番号を入力してから、注文品をロボットの中に入れることができる。その後、デリバリーロボットが設定された安全なスピードでビルに入り、エレベーターに向かって前進する。オフィスビルを頻繁に出入りする人のことも考慮して、ロボットには自動回避機能が装備されている。ハイテクセンサーシステムに従い、近くに障害物がないことを確認してから前進する。それと同時に、「エレベーターに入ります。危険なので避けてください」との音声も流れるようになっている。
ロボットは配達先に到着した後、自動的に電話したり、メッセージを送信したりして注文者に到着を知らせ、その場で注文者が来るのを待つ。
オフィスビルで働くある職員は、「デリバリーロボットの登場で、食事の注文・受け取りが便利になった。すごく助かっている」とした。
デリバリーロボットはテスト使用が始まってからすでに一ヶ月が経過しており、現在一日平均20件以上のデリバリー注文を受けているという。(編集HQ)
「人民網日本語版」2018年9月7日
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