10キロ余りのルートだが、観光客が天文小鎮からFAST風景区にたどり着くのは容易でない。なぜなら3つのゲートと安全検査2ヶ所を通過しなければならないからだ。
規定によると、観光客はシャトルバスの乗車前に携帯電話、スマートブレスレット、タブレットPCなどすべての電子デバイスを観光客サービスセンターに預けなければならない。これに協力しなければ、FAST風景区に入れない。そのため観光客サービスセンターはこうした注意事項を目立つ場所に掲げている。持ち込み禁止品には、他にも車のキー、ライター、マッチ、果物ナイフ、ハサミなどが含まれる。このように安全検査の厳しさは、空港をはるかに上回る。
FAST風景区に向かうシャトルバスも特別に改造されており、GPSが取り外されている。観光客はまたFAST内に入ることができず、シャトルバスで周囲から見学することしかできない。より厳しい安全検査を通過した場合は、遠く離れた観象台から眺めることができる。
また、写真を撮りたい場合は、風景区が提供する手動フィルムカメラを借りることになる。FAST周辺には携帯電話の電波が届かないため、無料の電話ボックスを利用することになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年9月19日
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