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科学伝播発展指数発表 北京と上海が大きくリード

人民網日本語版 2018年05月29日11:14

初の「科学伝播発展指数報告書」がこのほど、上海市で発表された。報告書によると、経済成長率の高い東部沿岸部では、科学普及事業の発展も良好となっている。北京市は397.93ポイント、上海市は330.27ポイントでその他の都市を大きく引き離し、全国科学普及事業発展の先頭集団を形成している。人民網が伝えた。

同指数は上海科普教育促進センターが中心となり、同済大学や滬杏科技図書館などの関連当局や機関と作成したもので、隔年発表する。報告書は2014−16年の全国科学普及統計年鑑の情報とデータに基づき、科学普及人員と科学普及経費、科学普及の場、科学普及メディア、科学普及活動という5つの1級指標とその下の20の2級指標をめぐり、教育計算模型によって量化された信頼性の高い比較可能な数値を利用し、全国31省(直轄市・自治区を含む)の科学普及活動の全体的な取り組みと効果を比較分析し、全体と項目別の順位を付けている。

報告書によると、国内各地の科学伝播の発展の程度は不揃いで、発展の程度が高い地域のポイントは下位の地域の7−14倍となっている。東部沿岸部は全体的に中西部地区を上回り、西北地区各地のポイントは低めとなっている。各地の発展バランスが最も整っているのは科学普及人員で、ポイントの差が小さい。

この科学伝播発展指数ランキングの首位は397.93ポイントの北京市。2位は330.27ポイントの上海市で、166.52ポイントで3位の遼寧省の2倍近くに達している。4−10位は、浙江省、天津市、広東省、四川省、江蘇省、重慶市、雲南省の順。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年5月29日

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