李克強総理はオランダ時間15日夜、ハーグのノールドアインデ宮殿で同国のウィレム・アレクサンダー国王と会談した。新華社が伝えた。
李総理は「近年、中国とオランダの関係は急速な発展を遂げた。とりわけ両国元首の相互訪問により、二国間関係に大きな将来性が開かれた。両国関係の発展は両国民に資するだけでなく、中国EU関係にとっても重要な意義を持つ。中国側はオランダ側と各分野の協力を深化し、投融資・金融包摂協力を強化し、中小企業を始めとする両国企業の協力に有利な環境を創造したい。オランダ企業がチャンスを捉えて中国で投資し、事業を展開することを歓迎する」と表明。
「現在国際貿易体制はいくつかの困難に遭遇している。中国とオランダは共に開放型エコノミー、世界の貿易大国であり、共同でルールを基礎とする国際政治・経済秩序を支持し、国連憲章と世界貿易機関(WTO)の準則を含む広く認められたルールを遵守し、多国間主義と自由貿易を守り、世界の安定性を高めるべきだ」と指摘した。
ウィレム・アレクサンダー国王は「近年オランダと中国の上層部は緊密に交流し、両国関係の前向きな発展を力強く推進し、両国の互恵協力と企業の相互投資を先導している。現在世界の直面する試練を前に、両国はなおさらに団結と協力を強化し、不確定要因のもたらすリスクに共同で対処し、国際貿易体制と世界の安定・発展を守る必要がある」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年10月16日
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