写真: 臭豆腐フードコンテストの会場(撮影・賈親親)。 |
スウェーデンで今月末、世界初となる「気持ち悪い食品博物館」がオープンし、一般公開が始まる。同博物館には、中国のピータンや臭豆腐(発酵させた豆腐)など、約100種類の「気持ち悪い食品」が世界各地から集められ、展示されるという。イタリアの欧州聯合通訊社報道を引用して中国新聞社が伝えた。
この世界初の「気持ち悪い食品博物館」は10月29日、スウェーデン・マルメ市にオープンする。開館セレモニー当日には、80種類以上の世界各地で「物議を醸す」グルメが来場者に披露されるという。こうした展示品には中国のピータンや臭豆腐も含まれている。
展示される食品本来の風味を維持するために、展示される食品は全て、医療用ガラスに入った状態で展示され、半数以上が、毎日新しく交換されるという。
同博物館のサミュエル・ウェスト館長は、「博物館が『気持ち悪い食品博物館』と名付けられたのは、珍しい食べ物によって来場者の気持ちを悪くさせることが目的ではない。世界のさまざまな地域の飲食文化を紹介することで、異なる民族・異なる地域文化の違いについて人々に考えてもらい、異なる民族文化に対する理解・尊重・認知を深めてほしいからだ」とコメントした。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年10月15日
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