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中国バラエティ番組の放送コンテンツが初めて海外に輸出

人民網日本語版 2018年10月19日09:49

フランスのカンヌで開催された国際映像見本市(MIPCOM)において、米国FOXネットワークス・グループは、中国の動画配信サイト・優酷(Youku)のオリジナルバラエティ番組「Dunk of China」の翻案権を取得するための協議書にサインした。今後、中国以外の国や地域でも、ローカライズ開発が進められることになるとみられており、中国産オリジナルバラエティの製作モデルが海外進出を果たすのは今回が初めてとなる。北京日報が伝えた。

「Dunk of China」は初めてスポーツ競技をテーマとしたバラエティ番組で、従来とは全く異なる切り口からバスケットボールという人々の血をたぎらせる熱血スポーツを表現している。放送開始から評判は右肩上がりで、中国のコミュニティサイト・豆瓣では8.4ポイントの高い評価を得ている。

FOXネットワークス・グループのアジア・パシフィックエリア副総裁兼、中国エンターテインメント責任者Cora Yim氏は、「今回の翻案権取得によって視聴者は人気の高い新感覚のリアリティショーを共有できるチャンスを得た。アジアのアイデアと人材に海外進出の場を提供することができて非常にうれしい。我々は今後も引き続き全世界の視聴者に向けてローカライズされた一流のオリジナルコンテンツを提供していく」とした。

アリババ文化エンターテインメントグループCEO兼大優酷CEO、アリババミュージックの楊偉東CEOは、「オリジナルに注力し、質の高いコンテンツ生産体系を建設し、優酷オリジナルコンテンツの配信作品数をこの1年間で2倍に成長させ、その配信収益を84倍にする。今回『Dunk of China』の翻案権が海外に進出したほか、これまでに『Street Dance of China』はその放送期間中にすでにその版権をマレーシアやシンガポール、タイ等複数の国や地域に輸出している」とした。(編集TK)

「人民網日本語版」2018年10月19日

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