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中欧班列が郵便物輸入の実証実験に成功 沿線各国でサービス向上

人民網日本語版 2018年11月28日14:37

26日、重慶国際郵便物互換局鉄道通関地センターで、ドイツからの郵便物を積んだコンテナが開封された。コンテナを開封する様子。(撮影:劉賢)

重慶市の重慶国際郵便物互換局鉄道通関地センターで26日、ドイツからの郵便物を積んだコンテナが開封された。税関の検査などを経た後、宛先人の手元にそれぞれ配達されるという。これは国際定期貨物列車「中欧班列」による郵便物輸入の実証実験が初めて成功したことを意味する。中国新聞網が伝えた。

中国国家郵政局弁公室(外事司)の高洪波副室長は取材に対し、「中欧班列を利用して国際郵便物を輸送するのは、国際郵便物輸送モデルの世界的な革新であり、中国と沿線各国とのインフラ施設の連結や貿易の円滑化を促進し、中国と沿線各国との郵政事業協力を強化し、沿線各国の人々がより高いコストパフォーマンス、より豊富な品目・種類、より環境保護に配慮した物流、より安定した時間設定に支えられた越境ECの配送サービスをスムーズに利用できるようにする上で、非常に重要な意義がある」と述べた。

中国と欧州を結ぶ中欧貨物輸送班列が開通し、コストは空輸より安くなり、時間は水上輸送よりも短縮された。このうち中欧班列重慶路線では累計2779本の列車が運行し、標準コンテナ(TEU)16万TEUを超える貨物を輸送し、輸送された貨物の価格は200億ドル(約2兆2766億円)を超え、貨物の品目・種類は電子スマート端末製品から自動車の完成車と部品、機械製品、工業用品、郵便小包、日用品などへと広がった。


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