中国の鉄道車両メーカー・中国中車股フン有限公司(フンはにんべんに分)は現地時間の12月18日、米国・マサチューセッツ州スプリングフィールドの工場でボストン地下鉄のために製造する地下鉄車両の第1号がラインオフしたことを明らかにした。ラインオフ式典には同州のチャーリー・ベイカー知事、在ニューヨーク中国総領事館の黄屏総領事、マサチューセッツ州運輸局(MassDOT)のステファニー・ポラック局長、スプリングフィールド市のドメネク・サーノ市長らが出席した。人民日報が伝えた。
式典の中で、ベイカー知事は、「中国中車が現地で工場を建設し、投資と製造を行い、現地の製造業の回復実現を促進していることは、重大で画期的な意義をもつ」と述べ、サーノ市長は、「スプリングフィールド市にとって本日は歴史的な日だ。中国中車の投資が当地の経済成長を活性化し、よい収入の雇用を提供してくれたことに非常に感謝している」と述べた。
中国中車マサチューセッツ支社の賈波会長兼社長は、「スプリングフィールドの工場は中国中車の米国での投資と事業展開における最初の製造拠点であり、中国中車が初めて先進国で投資・建設した工場でもある。中国中車はこの地に数百人の雇用をもたらし、経済発展を促進した」と述べた。
同工場は2018年から正式に稼働し、製造した製品は米国市場への進出を果たしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年12月20日
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