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年末ボーナス事情:やぎ座は貯金、魚座は買い物 一番多い部門は?

人民網日本語版 2019年01月17日10:49

就職支援サイト・智聯招聘がこのほど発表した「2018年ホワイトカラー年末ボーナス調査」によると、2018年にはホワイトカラーで年末ボーナスを受け取ることのできる人は約60%にとどまり、平均額は7100元(1元は約16.0円)でいずれも前年より低下した。「経済参考報」が伝えた。

▽サービス産業が最高額

調査データによると、調査に回答したホワイトカラーのうち、18年にボーナスを支給されると答えた人は55.17%にとどまり、17年の66.1%より大幅に減少した。年末ボーナスがもらえないホワイトカラーには、今年の冬の寒さがより身にしみる。

産業別にみると、支給される人の割合が最も高かったのは商業サービス産業で75.90%、次は政府機関・非営利団体の64.90%、金融産業の63.14%。IT・通信・電子・インターネット産業は最低で46.49%にとどまり、昔日の面影はない。18年はインターネットや通信に関わる産業にとって厳しい年になり、リストラや事業縮小があり、切り詰めた予算で冬を越さなければならず、年末ボーナスもカットされることになった。

▽ユニークな年末ボーナス トップは避妊具

ホワイトカラーにとって、最も実用的な年末ボーナスの支給スタイルは現金で、現金があれば何でも買える。だが企業の中には気前よく現金を渡すのではなく、奇抜ともいえる年末ボーナスを支給するところもあり、社員たちは泣いていいのか笑っていいのか分からない。18年のユニークな年末ボーナスのランキングトップ10には、避妊具、トイレットペーパー、靴下、卵、衣類、タオル、生理用品、歯ブラシ、油、ブタ肉、歯磨き粉、寝具が並んだ。

▽やぎ座は貯金、魚座は買い物

調査データによると、年末ボーナスを支給されたホワイトカラーのうち、「親孝行に使う」割合が最多で39.74%に達した。これに「貯金」と「買い物」が続き、「投資・資産運用」、「借金返済」、「子どもの養育・教育」も主な使い道だった。年末ボーナスはホワイトカラーの頑張った一年間へのご褒美であり、1銭でも無駄には使えず、使い方には一人一人の気持ちがあふれている。

若者は年末ボーナスを貯金したいとする人が多く、95後(1995年から1999年生まれ)では45.72%に、90後(1990年代生まれ)では39.45%にも達した。60後(1960年代生まれ)は30.16%にとどまった。若者は働き始めてからそれほど年月が経っていないので、所得も貯蓄も少なく、リスクに対処する力も弱く、預金によって暮らしの安心感を高めることを願う。一方、キャリアの長い社会人は家族を養っているケースが多く、日常の出費も多いので、貯金に回せる資金は限られている、と考えられる。

企業の管理職のホワイトカラーは「子どもの養育・教育」と「自分のスキルアップ・充電」を重視しており、年末ボーナスの使い道として選んだ人は前者が33.06%、後者は25.81%に達し、中間管理職では34.72%と24.59%だった。一般社員では14.91%と9.83%にとどまった。職階が高いほど意欲的で、自分をさらに高めたいと願うだけでなく、子どもにも質の高い教育を与えたいと考えることがわかる。


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