中国初の衛星・地上連結シミュレーションシステムが使用開始

人民網日本語版 2019年07月18日13:40

西安衛星観測制御センターが明らかにしたところによると、中国初のSバンド衛星・地上連結シミュレーションシステムがこのほど、同センターの渭南観測制御ステーションで正式に使用開始された。それにより、観測制御資源が最適化され、宇宙発射前における準備段階の作業時間が大いに短縮された。

衛星開発側はこれまで、打ち上げ任務を実行する際、衛星プラットフォームの性能を検証し、任務期間中の観測制御システムのソフトウェア・ハードウェアの安定性と信頼性を保証するため、任務関連の観測制御ステーションに行き衛星・地上連結を行う必要があった。中国の宇宙観測制御ステーションの多くが都市部から遠く離れた交通が不便なところにあり、衛星・地上連結作業の利便性が低かった。同時に頻繁な連結により観測制御資源が長時間使用され、度重なる衛星長期管理任務に影響を及ぼす可能性があった。

渭南観測制御ステーションの林羿成エンジニア補佐は「衛星・地上連結作業にとって、既存の観測制御設備から独立した、すべてのSバンドの観測制御設備を「演じる」ことができる衛星・地上連結シミュレーションシステムは非常に重要だ」と述べた。説明によると、同システムの開発は西安衛星観測制御センターがリードし、中国航天科技集団第704研究所などの機関が全体的に担当した。渭南観測制御ステーションが中国の大半の打ち上げ観測制御任務を担当しているため、同システム設置の第一の選択肢になった。

同ステーションは今年3月に初の連結シミュレーションを行った。従来の連結作業は約10日かかったが、同システムは3日のみで完了した。

衛星開発側は現在までに、同ステーションで今後14回行われる打ち上げ任務の衛星・地上連結シミュレーションを完了している。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年7月18日

  

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